明らか食品【アキラカショクヒン】
 
用語解説
明らか食品とは
「明らか食品」とは、誰が見ても明らかな「食品」のこと。厚生労働省の医薬・生活衛生局が示す基準に基づき、医薬品的な効能効果をうたっていないことが明白な食品を指すのが一般的。
明らか食品の詳しい話
「明らか食品」は、健康食品と医薬品の境界を明確にするためによく使われます。特に、健康食品が医薬品と誤解されることを防ぐため、表示や広告において注意が求められています。

厚生労働省の通知やガイドラインでは、食品と医薬品の区別を明確にするため、食品が医薬品的な効能効果をうたわないよう指導しています。「明らか食品」とは、これらの指導に従い、医薬品的な効能効果をうたっていないことが明白な食品を指します。

具体的には、以下のような基準が考慮されます。
●医薬品的な効能効果をうたっていないこと。
●成分や含有量が医薬品に該当しないこと。
●表示や広告が医薬品的な効能効果を暗示していないこと。

これらの基準に適合する食品が「明らか食品」とされます。この概念は、食品と医薬品の区別を明確にし、消費者に誤解を与えないために重要です。化粧品業界においても、健康食品やサプリメントを取り扱う際には、この概念を理解し、適切な表示や広告を行うことが求められます。

参考:明らか食品の概念に関連する厚生労働省の通知
「医薬品の範囲に関する基準の一部改正について(令和2年3月31日 薬生発0331第33号)」
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