ポマード【pomade】
 
用語解説
ポマードとは
ポマードとは、高い固定力と艶のある仕上がりが特長の油性の整髪料のこと。ゼリー状あるいは固形練り状剤型で、リーゼントのようなヘアスタイルに適し、主に男性向け。
ポマードについて
ポマードは、頭髪の根本から流れを作るヘアスタイルに向いています。リーゼントやオールバック、七三分けなどに適し、しっかりとヘアスタイルをキープします。

ポマードには、昔ながらの水を含まない油性タイプと水性タイプがあります。ポマードと言うと、通常は油性のものを指し、一般的に香料が多めに配合され、香りにこだわったり、香りの変化を楽しむことができる製品が多いです。

油性のポマードは、樹脂などで表面を乾燥させて固めるのではなく、油の粘着性でヘアスタイルを作ります。そのため、濡れたような艶と、ヘアスタイルを決めた後もコームや手ぐしで直せるのが特長で、指を通して髪をかき上げることもでき、ヘアスタイルをしっとりと固定させ、クラシックさや重厚感のある印象に仕上げます。

油性なので湿気に強く水をはじき、汗で流れ落ちることがありません。その反面、落とすにはシャンプーで二度洗いするなど他の整髪料に比べて洗い流しに手間がかかることがあります。通常のシャンプーでも落としやすいポマードとして、水性ポマードがあります。水性ポマードはグリースと呼ばれることもあります。

昔ながらのポマード(油性)と水性ポマードでは落としやすさだけでなく、仕上がりやセット力にも違いがありますが、現在はどちらも様々なバリエーションが揃っているため、目的や好みに応じて選べますし、一度のヘアスタイリングで両方使うこともできます。油性のポマードはブリランチンと呼ばれることもあります。
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