インターカラー【Intercolor】
 
用語解説
インターカラーとは
国際流行色委員会のこと。
年に2回、加盟国によって2年後の流行色を選定しテーマとともに国際的なトレンドカラーとして発表する国際的な機関。
もっと詳しい インターカラー
インターカラーは1963年に設立された団体で、2017年10月現在16ヵ国がメンバーとなっています。創立はJAFCAより遅く1963年にイタリアで開催されていた国際色彩会議で当時のJAFCA常任理事だった稲村耕雄氏とフランスのFred Carlin氏、スイスのMilo Legnazzi氏の3名で国際的な情報交換の場をつくろうという意見が一致したことが始まりなので、日本はインターカラー創立当初からメンバーです。

インターカラーでは毎年6月と12月にメンバーが集まり2年後のトレンドカラーを選定します。それぞれがもちょ寄った提案色について意見交換を行い、2年後のトレンドカラーとシーズンテーマを国際声明として発表します。この発表を受けると、各国で素材の展示会が開かれたり、デザイナーのデザインワークが始まったり、より自国に合わせたトレンドカラーが発表されたりなど、各国・各分野での実用性を高めるべく産業界が動き出します。日本でもインタカラーの情報を受け、JAFCAにおいてより日本市場に落とし込んだトレンドカラーが発表されます。
その後、様々な段階を経て2年後には具体的な製品やサービスとして市場に出回ることになります。インターカラーではアパレル関係だけでなく、自動車から化粧品までを意識したトレンドカラーを選定しています。特にアパレル業界ではどのメーカーからも同じような色のものが出されている印象がありますが、それはこのようにして2年前にトレンドカラーが決めらるからです。
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