バニシングクリーム【vanishing cream】
 
用語解説
バニシングクリームとは
古くからある代表的なクリームで、肌にのばすと白いクリームが消えていくようになることからバニシングクリームと呼ばれる。Vanishは「消える」の意味。
もっと詳しい「バニシングクリーム」
バニシングクリームはコールドクリームと並んで戦前からある代表的なクリームです。O/W型でさっぱりした使用感で、保湿効果や柔軟効果に優れますが白粉の下地としてよく使われていました。パールやシルクのような輝いた外観のことがありますがこれはステアリン酸ナトリウム結晶によるものです。

高級脂肪酸であるステアリン酸が多く配合され、もともとはそのステアリン酸の一部が他に配合されたアルカリで中和されてできた石けんを界面活性剤としていました。このように油性成分の構成比率が低く(10~20%)、石けんを乳化剤(界面活性剤)としているものをバニシングクリームと古くは呼んでいましたが、現在では油分配合率や乳化剤の種類など処方に関係なく油分が少なめでさっぱりした感触のクリームのことをバニシングクリームと呼んだり、石けんだけでなくノニオン界面活性剤を配合したりしていることがあります。

戦後の技術や成分の進化にともなってバニシングクリームもコールドクリームも古いタイプのクリームとなりましたが、処方の基礎は現在も多くのクリームに生かされています。バニシングクリームという呼び方はあまり見られず、古くから言うバニシングクリーム相当のクリームでもエモリエントクリームなどと呼ばれることが多くなりましたが、ロングセラー商品としてバニシングクリームの名称で製造・販売を続けているメーカーもあります。
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