ブランド助成想起とは ブランド助成想起とは、ブランド認知度の調査において、何かしらの誘導やヒントが提示された上でブランドを想起すること。ブランド再認やブランド助成知名ともいう。、
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ブランド助成想起について ブランド助成想起とは、ブランド認知度を数値化する手法の一つです。ブランドの認知度を調べる際、何かしらの誘導や手掛かりとなるヒントを提示した上で、ブランド名を想起してもらいます。手掛かりとなるヒントとして、例えばブランド名を複数列挙して選択式にしたり、実物や写真でパッケージやロゴを見せたりして、ブランドが想起できるか・思い浮かぶかを調べます。「Aブランドを知っていますか」と特定のブランド名を出して聞くこともあれば、A、B、C、D、Eのように複数ブランドをあげて「この中で聞いたことのあるブランドはありますか」と聞いたりします。複数ブランド名を出す際は、同業ブランドとし、通常競合ブランドは必ず含めます。 通常はブランド助成想起率をもって種々の検討に生かします。ブランド助成想起は、ブランド純粋想起より想起力は低いものの、助成想起率が高いということは、とりあえずそのブランドの名前はよく知られている、特別な宣伝広告を打った後ならばその宣伝の効果が出ていると考えられます。 調査では、ブランド純粋想起もあわせて実施することがよくありますが、この場合は先にブランド純粋想起の調査を行うことが重要です。ブランド純粋想起率は低いけれどブランド助成想起率は高いブランドは、きっかけがあれば思い出すブランドというポジションから、誰もが真っ先に思い浮かべるブランドになることを目指して純粋想起率を上げるなどの戦略が立てられます。 英語では、aided brand recall, assisted brand recall の他にbrand recognitionと表現されることもあります。 |