ニートソープについて
ニートソープは、石けん製造釜の上層部に浮かぶどろどろした状態のもので、純石けん70%、水分30%程度の割合になっています。その内容から「純正石けん」や「純石けん」と呼ばれることもあります。
どろどろした状態から「
石けん膠」と呼ばれることもありますが、石けん膠の中でも塩析を行い純度を高めたものを通常ニートソープと呼びます。ニートのneatは、きれいな状態や精良を意味します。
ニートソープを原料として様々な製品としての石けんが作られることから「
石ケン素地」や「石けんのもと」と表現したり、
塩析後に釜焚きをやめて静置するため「静置石けん」と呼ぶこともあります。